重い病気などで病院等に長期入院したり、治療が長引く場合には、医療費の自己負担額が高額となります。そのため家計の負担を軽減できるように、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される高額療養費制度があります。
但し、自分で全額医療機関の窓口で精算をした後、一定額を払い戻ししてもらえる制度ですから、退院の時には現金、デビットカードやクレジットカードで支払わなければなりません。
最近はクレジットカードで支払い可能な病院が増えています。
入院中には「お金」はほとんど使うことはありませんが、退院の際に全額精算しなければなりません。
70歳未満で入院の際に医療機関に対して「限度額適用認定証」(以下、認定証という)を提示すれば、入院時の窓口負担が自己負担限度額までで済み、それを超える分については支払う必要がなくなります。
自己負担限度額は所得により異なるため、自分がどの所得区分に属するかを認定証によって示します。
健康保険証に添えて医療機関へあらかじめ提出しておく必要がありますので、入院の予定があり認定証の必要な方は、できるだけ早く健康保険組合に交付申請した方がいいでしょう。
発行から1年間有効で、使わくても問題は起こりません。
胆石の手術でも30〜40万程度は入院と手術費に必要です。入院中に必要な差額ベッド代や食事代など、限度額以上に支払が必要になります。
私の場合、一般的な大部屋の6人部屋でした。
鎮痛剤や、食事代など、健康保険で申請した「限度額適用認定証」があっても、差額が必ず生じてきます。
精算の際に、支払った金額はそれでも16万円余り。
生命保険に入っていれば、入院や手術の給付金が出ますが、それも後申請です。
給付金が出るのも遅くはありませんが、それなりにお金は必要になります。
主婦などでクレジットカードがない方、限度額が気になる方は、審査が比較的簡単で、発行されるまでが早い 楽天カード が便利だと思います。
その後も楽天以外でも普通に使えますし、金額に応じて楽天ポイントが 貯まります。
入院費でポイントを貯めるのもどうかと思いますが、私はシッカリ貯めました。
比較的簡易な手続きなので、「限度額適用認定証」は早めに申請をした方がいいかと思います。
コメント
コメントを投稿